人生というのは面白いもので、自分が想定した通りになることはほとんどありません。
だからと言って、それで人生が終わりになるとか、将来が暗闇に包まれてしまうというわけでもありません。
目標/ゴールを持っている人は遅かれ、早かれ、到達できます。
そのゴールまでの道のり、過程で障害にぶつかったり、一時的に中断しなければならない出来事が起きたりするかもしれません。そこで失敗した、挫折したとあきらめたり、辞めない限りゴールはあなたを待っているのです。
人生で失敗を経験しない人はいません。みんな一度は失敗をするのです。
ウォルト・デイズニーは勤めていた新聞社の編集長に解雇されました。理由は、「創造性が無く、アイディアに欠如している。」ということでした。ディズニーはディズニーランドの建設前に何度も倒産を繰り返しました。
テーマパーク建設プロジェクトの初期申請はアナハイム市によって却下されました。理由は「 くず達(riff-raff)が集まって来る恐れがある為」でした。
トーマス・エジソンの担任の先生は彼の事を「あまりにも頭が悪いので、授業について行けない。」と言っていました。
エジソンは初めてついた仕事、その次の仕事も「生産的では無い」という理由で解雇されました。
発明家として、彼は電球を発明する前に1000回も失敗を繰り返しました。ある記者が彼に「1000回も失敗した気分はどうですか?」と訪ねると、エジソンは「1000回失敗したわけではなく、電球を発明する為には1000工程が必要だったんだ」と答えました。
アルバート・アインシュタインは4才になるまで話をしませんでした。読めるようになったのは7才になってからでした。学校の先生は彼の事を「精神的に遅れていて、社交性に欠け、ばかげた夢にいつまでも陶酔している。」と描写しました。学校から退学になったこともありました。
Deccaレコード社はThe Beatles(ビートルズ)とのレコード契約をしませんでした。その結果に導いた評価というのが「彼らのサウンドは好きでは無い。ギターグループはもはやすたれている」ということでした。
1960年代にレグ・ドワイトという歌手のオーディションが行なわれました。彼が歌い始めるや否や、「時間の無駄だ」とオフイスを追い出されてしまいました。それは後のエルトン・ジョンのことです。
もし彼らがあきらめてしまっていたら...
自分達を負け犬だと思い込んで夢を追いかける事を断念していたら、
成功は手に入っていないでしょう。
もちろんその時は気分は悪かっただろうし、嫌な状態に陥ったでしょう。
でもその状態に負ける事は無かった、自分達の夢を見続けたのです。
NLPに「失敗は無い、そこには学びがある」という前提があります。
悪い体験というのは時にして我々の人生に大きな転換期をつくってくれたり、続いてやってくるもっと大きな波を乗り越える準備をさせてくれたりしています。
私達には常に選択肢があります。
失敗を恐れないこと。
大事なのは、やり続けること、あきらめないことです。
あきらめるな! を教えてくれて、ありがとう。