5月19日、20日 の週末にFUN FAIRが行なわれました。
今年で15回目を迎えるFun Fairは毎年、サウス・パサデナ市の小学校、3校のPTAが主催で行なわれ、市をあげての盛大なイベントになっています。
目的は、どんどん削られるカリフォルニア州の教育予算を補充するための資金集めの為です。
当日、市庁舎の駐車場にいろいろな乗り物が配置され、
食べ物や、ゲームのブースが出店します。
乗り物を動かす人以外の働いている人達は全員ボランティア(親達)です。
近くのサウスパサデナハイスクールの高校生もボランティアで手伝っています。
もちろん夫のスティシーも駆出されて、シャッフルボードのブースに2時間配置され、
30℃を越える暑い日に、汗かきながら子ども達を相手に頑張りました。
シャッフルボードはホッケーのパックみたいなものを、穴にめがけて押し出すゲームです。
日曜日に再び家族3人で出かける事にしました。
また30℃を越える一日です。帽子、サングラス、扇子、サンスクリーンと完全防備でお出かけです。
Fun Fairでは先ずチケットを買います。
中での乗り物、食べ物、ゲーム、全てにこのチケットを使います。お金のやり取りはこれ一回で済むので安心です。
乗り物にはそれぞれ身長制限があります。
中には「この機械壊れないかしら?」と思うような 変な音がする物もあり、ちょっと心配になることも...。
日本で見た事が無いのがこのブース。
まず水の入った風船を買います。
対面しているオリみたいなのの中にゴムにぶら下がったコップが付いています。
買った水風船をコップに入れ、パチンコみたいに空中に飛ばすと、オリの前に集まった子ども達が一生懸命キャッチします。ほとんどの風船が割れてしまい、皆、水浸しになってしまいます。
「きゃあきゃあ」言いながら、とても盛り上がります。
水風船を買った本人よりも、それを無料でキャッチする子達の方がよっぽど楽しそうなので、
一瞬コストパフォーマンスを考えさせられましたが、
娘が「またやりたい」と言ったので、きっと水風船を投げる方もそれなりに楽しんでいるんだと納得した私でした。
クラスメイトに会ったり、近所の家族に会ったり、立ち話に終わりがありません。
娘達の後ろで叫びまくる女の子。バイキングの乗り物よりもその子の声の方がよっぽど怖かったです。
なかなか帰ろうとしない娘に、最後は「アイスクリームを食べに行こう」と馬にニンジンをぶら下げる手法でやっと釣る事ができました。
去年のFun Fairは$50,000-(4百万円)の売り上げがあったそうです。
PTAの力は侮れません。本当に親達の思いと行動力は素晴らしいです。