茜のひと言

Tokyo ⇆ Los Angeles LIVE WORK PLAY

FUN FAIR 5月 26, 2012

Filed under: Live - Los Angeles,Play - Los Angeles — phoenixakane @ 9:09 pm

5月19日、20日 の週末にFUN FAIRが行なわれました。

今年で15回目を迎えるFun Fairは毎年、サウス・パサデナ市の小学校、3校のPTAが主催で行なわれ、市をあげての盛大なイベントになっています。

目的は、どんどん削られるカリフォルニア州の教育予算を補充するための資金集めの為です。
当日、市庁舎の駐車場にいろいろな乗り物が配置され、

食べ物や、ゲームのブースが出店します。

乗り物を動かす人以外の働いている人達は全員ボランティア(親達)です。
近くのサウスパサデナハイスクールの高校生もボランティアで手伝っています。

もちろん夫のスティシーも駆出されて、シャッフルボードのブースに2時間配置され、
30℃を越える暑い日に、汗かきながら子ども達を相手に頑張りました。

シャッフルボードはホッケーのパックみたいなものを、穴にめがけて押し出すゲームです。

日曜日に再び家族3人で出かける事にしました。
また30℃を越える一日です。帽子、サングラス、扇子、サンスクリーンと完全防備でお出かけです。

Fun Fairでは先ずチケットを買います。
中での乗り物、食べ物、ゲーム、全てにこのチケットを使います。お金のやり取りはこれ一回で済むので安心です。

乗り物にはそれぞれ身長制限があります。

中には「この機械壊れないかしら?」と思うような 変な音がする物もあり、ちょっと心配になることも...。

日本で見た事が無いのがこのブース。

名付けて”Water Wars” 「水戦争」。

まず水の入った風船を買います。

対面しているオリみたいなのの中にゴムにぶら下がったコップが付いています。
買った水風船をコップに入れ、パチンコみたいに空中に飛ばすと、オリの前に集まった子ども達が一生懸命キャッチします。ほとんどの風船が割れてしまい、皆、水浸しになってしまいます。
「きゃあきゃあ」言いながら、とても盛り上がります。

水風船を買った本人よりも、それを無料でキャッチする子達の方がよっぽど楽しそうなので、

一瞬コストパフォーマンスを考えさせられましたが、

娘が「またやりたい」と言ったので、きっと水風船を投げる方もそれなりに楽しんでいるんだと納得した私でした。

クラスメイトに会ったり、近所の家族に会ったり、立ち話に終わりがありません。

娘達の後ろで叫びまくる女の子。バイキングの乗り物よりもその子の声の方がよっぽど怖かったです。

なかなか帰ろうとしない娘に、最後は「アイスクリームを食べに行こう」と馬にニンジンをぶら下げる手法でやっと釣る事ができました。

去年のFun Fairは$50,000-(4百万円)の売り上げがあったそうです。
PTAの力は侮れません。本当に親達の思いと行動力は素晴らしいです。

 

二つの学校 4月 30, 2012

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 9:41 am

日本では4月は入学シーズンです。

アメリカは9月が始業なので本来ならば関係がないはずですが、

娘が「あさひ学園」という土曜日だけ開校の日本語補習授業校に無事合格したので、

私達も入学式を体験することになりました。

アメリカの現地校とは格式、というか、おもむきが全く違うのにびっくり。

私自身、カリフォルニア・スタイルの“laid back”いわゆる「気楽」に慣れすぎているのであまりの習慣の違いに笑えます。

入学式が始まる前に先生から親にプログラムの流れと説明がありました。

式典が終わる迄、拍手はしないように指示されました。

「写真を取る際に席を立ってはいけない」、「自分の子どもには声をかけないように」、「手をふってはいけない」、等の注意も受けました。

まるでお母さんが子どもを注意しているようです。

先生はスーツにコサージュを付け、校長先生はモーニング姿で挨拶です。

アメリカの国歌、君が代、そして校歌を歌って式は始まりました。

会館の中では生徒達がきちんと座っています。

親も座って静かに聞いています。

厳かな雰囲気の中で式が終わり、一年生は退場しクラスに行きました。

先生が出席をとると、娘も含めハーフの子も多く、カタカナの名字が頻繁に呼ばれるクラスでした。

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一方で、現地の公立小学校の朝礼は校庭で行なわれます。

先月行なわれた競争の表彰式でした。

娘は二位になり、メダルを授与されました。

子ども達は地面にあぐらをかいて座っています。

この人が校長先生です。カジュアルルックです。

朝だからなのか、中にはコーヒーを片手に座っているお母さんの姿も見えます。

親の前に立ち、写真を取っているのは先生です。彼女の大きさに圧倒された私です。

日本人ではなかなかなりにくいサイズですよね。

春の音楽祭では、全校生徒が校庭に集まり、歌や楽器を演奏しました。

日本であり得ないのが “Pajama Day” 生徒が寝まきのまま通学します。

ランドセルは使いません。カバンは自由に選べます。

年間を通していろいろな行事があり、子ども達はとても楽しそうです。

 

Universal Accessユニバーサル スタンダード 1月 13, 2012

Filed under: Live - Los Angeles,Live - Tokyo,Work — phoenixakane @ 2:33 pm

2012年明けましておめでとうございます。

皆様にとって素敵な、ワクワクするような一年になることをお祈りしています。

年末年始は家族と東京で過しました。

そのおかげで、大晦日は青松時で鐘を付き、甘酒を飲み、愛宕神社で出世階段を上り、参拝して龍の鈴をお土産に頂き、帰宅しました。

1月に我がNLP Institute of Japan社 が組織替えをするので、私の昇進はすでにC.F.O (Chief Financial Officer)と約束されていますが、夫に出世の御利益があるかは乞うご期待です。

元旦は念願のおせち料理を食べられ、

「これで日本の正月を経験出来た」と、夫はとてもご機嫌様でした。

寒い東京を離れ、翌日の2日には30℃近いロサンジェルスに戻ってきました。

寒さで固まっていた体も、暖かさで細胞が溶けて、体全体が「じわ〜っ」と緩んでいくのを感じました。

アメリカの時差に体が慣れ、疲れも取れて来た所で、娘の大好きな公園の一つの“Shane’s Inspiration”に出かけました。

ここは私もお気に入りの場所で、Universally Accessible Playgroundと標記されています。

身障者を含む誰でもが利用出来る遊び場という意味です。

車椅子の息子シェーン君が遊べる公園が無いので、彼を含むいろんな障害を持つ子供達が楽しく、安全に遊べるようにと、シェーン君の両親が寄付した大きな遊び場です。

車椅子のままジャングルジムに昇れたり、ブランコも椅子ごと振れるので、体を支えられない子も乗れます。

毎回、アメリカ人のこういった社会貢献の精神には、本当に感激します。

「障害児だからジャングルジムで遊べない」と、諦めるのではなく、

「障害児が遊べるジャングルジムをつくろう」という前向きな発想が形になったものが、あちこちに見られます。

「個人の人権」を第一に尊重する社会が可能にしてくれているNLPの「as if〜/もし、出来たとしたら〜」と通じる考え方です。

日本にもどんどんこのような公園が出来るといいですね。

前向き、前向き。

今年も宜しくお願い致します。

 

BLACK FRIDAY 11月 28, 2011

Filed under: Live - Los Angeles — phoenixakane @ 9:13 pm

アメリカでのThanksgiving(感謝祭)は毎年11月の第四週目の木曜日に行なわれます。これが当てはまるのが大体11月の23日から29日の間です。私も毎年恒例のThanksgivingには慣れてきて、なるべく日本関係の仕事も入れないようにしています。

私達はサンフランシスコの近くに住むJoyce とBill伯父夫妻の家に行き、彼らの家族とターキーを含むご馳走を食べます。
木曜日はとても忙しく、食べて、飲んで、話して、笑って、と盛り上がりますが、翌日の金曜日は急に時間がぽっくり空いてしまいます。そこで今年はBlack Fridayに出かけることにしました。娘はJoyceが見てくれる事になり、これで万全。

Black Fridayの由来は色々ありますが、私が何となく納得出来たのが、この日がクリスマス商戦の始まりの日で、小売業が始めて”in the Black”、いわゆる黒字化する金曜日だからです。
新聞広告、テレビ、お店の熱の入れ様には驚きです。


金曜日になるとお店は朝6時ごろ開店していたのが、毎年、朝5時、4時と開店時間が早くなり、今年は真夜中にTarget、等の大型量販店が開店する騒ぎになりました。多くの人がネット上で反対抗議をしたそうです。

まず私達はBay Bridgeを渡り、ちょっと寒いサンフランシスコのショッピング街に向かいました。
午前11時に到着し、Union Squareに駐車。

あまりの人ごみとOccupy San Francisco の抗議活動の抑制の為にお巡りさんがあちこちに。


カジュアルウエアーのOLD NAVYへ。

人ごみの中、私より夫の方が買い物に夢中になっていました。
レジで待つこと一時間、会計を済ませて、車に荷物を置きに行き、次の店に行きます。

「買うぞ〜」と決めているせいか、セールでは無いものも幾つか購入してしまいました(笑)。人(自分)の購買意欲は本当に凄いです。

夜8時の時点で車のトランクは一杯。

買い物を終え中華街の近くのお店で一時間$45のマッサージを受けて普段使っていなかった筋肉をほぐしてもらい、極楽。

抗議行動も交差点のど真中で続いています。


夕食を食べてDanvilleに戻ると、娘は寝ていて夜11時になっていました。
充実したBlack Fridayでした。

翌日ニュースでは、買い物客の中に自分が目を付けていた商品に人が近づくや否やPepper spray(唐辛子の入った防犯スプレー)を巻いた女性が居た事、商品を巡ってナイフでけんかをした等、考えられない事件が幾つも起きていたようです。

私のお財布はRed Fridayになっていました。

 

地元のFarmers Market 10月 28, 2011

Filed under: Live - Los Angeles — phoenixakane @ 6:00 pm

私が住んでいるサウス・パサデナ市はロサンジェルス市に隣接しています。昔はパサデナ市の一部だったのが1880年に独立して現在に至って居るそうです。
同じロサンジェルス郡の中でもサウス・パサデナ市の特徴は“small-town atmosphere”−小さな町の雰囲気を持っているという事です。
市の大きさはわずか、3.5 square miles/9平方キロメートルで、東京の中央区の広さ(10平方キロメートル)よりも小さいのです。
サウス・パサデナの公立の小学校は3校、中学校は1校、高校は1校しかありません。中央区の人口を考えると、公立の高校で全ての子ども達が一緒になるなんて、とてもあり得ない話ですよね。
私達が毎週木曜日に出かけるようになったのは地元のFarmers Marketです。
夕方から夜にかけて娘と行くようになりました。
元々は農家が自分の作物を直接販売するようにbooth/出店を並べていたのが、今では農家を含め、許可されたいろんな業者が出店しています。4時から8時の営業です。
お腹が減る時間帯なので、娘はかなり積極的にサンプルを試食します。

ミュージシャンの演奏もあります。

子ども達が遊べる広場もあります。日が沈むと、どこからか影絵を作って子どもを遊ばせてくれるおじさんが現れます。ハロィーンが近いので切り抜きもカボチャや幽霊、等で、子ども達は大喜びです。

私もお腹がすいたので、焼きトウモロコシにバターを塗ったものを買いました。

帰る前に、お友達のケイさんのお店に寄って、評判のスコーンを買いました。

今回はイチゴのスコーンとbuttermilk & caramelスコーンをトライしました。とっても美味しかったです。

帰りはBBQの匂いに後ろ髪を引かれながら、娘とfarmers market を離れました。

次回はチキン・ソーセージに挑戦します。

 

卒園式 -graduation- 6月 30, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 2:56 pm

9月に始まるアメリカの学校は一年の終了が6月になります。

義理の母がオレゴン州から娘の卒園式の為にvisit.

最後の授業の日は「桃太郎-Peach Boy」の劇を日本語で披露。

ほとんどの子どもは初めて日本語に触れる子ども達です。週に一度の日本語クラスで練習をし、ここまで話せるというのはたいしたものですね。

5、6歳の幼稚園の卒業というのに、みんな一丁前に白いキャップとガウンを着て、とてもおりこうさんに見えます。

誰かのお母さんが「毎日これを着せたら将来、

博士号でも目指してくれるかしら?」と冗談を言いました。でもそこにはきっと本音も入っているでしょうね。

娘の学校は西本願寺系なので、卒園式もお寺の本堂で行ないます。

本堂は畳では無く、教会にあるようなベンチ椅子になっています。正座をしなくてもいいのがありがた〜い。

生徒の名前がひとりずつ呼ばれます。呼ばれた子は前に行き、お焼香をし、輪番から卒業証書を受け取ります。

前日、娘の先生から「お焼香を家で練習してください」と言われ、

自分はお焼香の仕方がわかっているから大丈夫と思いました。だけどなぜか胸騒ぎがするのでインターネットで調べる事にしました。

『浄土真宗では、「香をお供えする」と言う意味から、1回だけ香をつまみ、おしいただかずに焼香するのが作法です。』

と書いてあるではないですか。 やはり宗派によってちがうのですね。

私はいつも3回、香をつまんでいました。間違った方法を教えなくって良かった〜!

娘とその夜何回かお焼香を練習しました。

 

当日、娘の名前が呼ばれました。緊張していたのか、残念ながら練習の成果はみられませんでした。お辞儀をせずに壇上にあがってお焼香。

担任の先生の話になったら親の目には涙が…..

式が終わるとみんな嬉しそう。記念撮影もすませ、みんなとの最後のランチをしました。

東洋と西洋が混在する、それは不思議な素敵な式でした。

グランマも大満足。

 

引っ越し完了 5月 31, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 10:23 pm

あっという間に今月も終わろうとしています。

私にとって5月は想像を遥かに超えた忙しい日々の連続でした。

当初予定していた引っ越し日はいろいろなハプニング(シャワーヘッドが届かない、鏡屋さんが間に合わない)の関係で未だ工事中でした。

事前に改装が間に合わないということは判っていたので、大家さんにお願いし、もう一週間、滞在を延ばす事になりました。

日本の工務店の期日を守るのが当たり前に比べ、アメリカでは工事期間は1.3倍かかるのが当たり前と言われています。うーんひょっとしてカリフォルニアだけかもしれません。

Before and Afterの写真を一部披露します。

Before Master bedroom Vanity                                                                        After Vanity (洗面台)

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Before Toilet & Bath                                                                                           After Toilet & Washer/Dryer

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Before Laundry room                                                                                        After No door & painted

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New Bathroom (Former Laundry room)                                                         with deep soak tub

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New Shower head                                                                                               Japanese Style

5月14日/15日に荷物は運んだものの、マスターベッドルームの壁のペンキ塗りが終わっていなかった為、カーペットが変えられず、家族3人で娘の部屋で寝泊まりをするはめになってしまいました。

3日後には日本への出張が控えているのに、あちこちに段ボール箱が山積みされていて、ほこりだらけで、ストレスは膨らむばかりでした。

東京ではNLPのマスタープラクティショナーコースの『ビリーフ』の2日間を担当しました。疲れが出たのか、風邪を引いてしまいレクチャーの日は熱と咳で苦しかったです。でも2日間が終わり、素敵なフィードバックを受講生の方から頂き、とてもハッピーになって終わりました。

今回は最短の旅程でしたが、アマゾンのネット販売のお風呂場で使う椅子をゲットできました。アマゾンの良い所は、アメリカに居る時に注文し、日本の親の住所に送ってもらえるので、私が日本に着く頃には商品は届いているのです。

こちらでアメリカのシャワーの中で使う椅子をリサーチしたのですが、障害者用の椅子と木製(Teak)のしかなく、とても重くごついのです。

反対に、日本のグッズはかわいい上に機能的ですし、種類が豊富です。

私は重ねて片付けられる椅子と洗面器を購入し、段ボール箱に入れアメリカに持って帰ってきました。

洗い場のある新しいお風呂場に娘は大はしゃぎ、お友達を誘って一緒にバブルバスに入りました。洗面器は一つしかなかったので、取り合いになる場面もありました。今度日本に帰ったらもう一つ買わなきゃ。

私は毎晩SPA気分でお風呂を堪能しています。思い切ってリフォームして良かった。

 

想像以上の出来事ばかり... 4月 28, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 7:24 pm

購入したコンドーの管理組合(HOA)から改装工事の返事の連絡が来ないまま2週間が過ぎてしまいました。
工事屋さんも決まったのに、これ以上工事を遅らすことは出来ないということで、「明日の午後迄に連絡が無い場合、承認したと見なして工事を始めます。ご了承ください。」という内容の脅迫っぽいメールをHOA宛に書きました。
やはりそれが効いたのか、その翌日に、「ベッドルームは下の階の騒音になるのでカーペットのままで、その他は良い。」とHOAから返事が来ました。

これで工事開始です。

娘 には自分の部屋の色を選ばせてあげました。紫と黄と青と不思議な色の組み合わせをリクエストされ、私も少し悩みましたが、なんとか壁を黄色、薄紫、カー ペットを青にすることで落ち着きました。音を上げるかなと思いきや、かなり長い間、壁にむかってペンキを塗っていました。えらい、えらい。

改装は設計通りにいけばいいのですが、壁や天井をあけて初めてわかる配水管や空調のこともあり、スケジュールどおりに進まないのがやっとわかりました。

途中で下の階の住民から「水が漏れている」、「ほこりが空調から落ちて来る」などの苦情がきて、急いで、英語が話せない現場監督とやりとりをしなければ成らず、大変でした。作業員は皆中国人です。

今回の改装工事はお風呂のtubを変えることから始まったのですが、あまりのハプニングやいらいらに私も挫折しそうになる瞬間がありました。
でも注文したお風呂が届いて、その中に入って座ってみたら、やっぱり思い切ってやって良かったと初心に戻ることが出来ました。梱包が大げさで、まるで棺桶のようです。

しかし、まあ、想像以上の大工事にびっくり、

夫も期間以内に終わらないだろうと判断。

まだまだやる事は山のようにあります。
5月7日に引っ越しの予定も残念ながら1週間延びそうです。

そ んな中、

ロサンジェルスの伊原総領事公邸の食事会に招かれました。招待客は私がボランティアをしている留学生ホットラインから2名、リトル東京のサービス センターから2名と他のボランティア団体から2名でとてもアットホームな夕食会でした。公邸のなかには天皇ご夫妻と皇太子ご夫妻のお写真がそれぞれ違う部 屋に飾られていました。

都ハイブリッドホテル内のGonpachi restaurantのHead Chefのコース料理は絶品でした。

公邸の前にはsecurityの車が。。。

領事館内の方々もいらして、総領事を囲んでいろいろお話を伺う事も出来、久しぶりに充電できた楽しい会でした。

Happy Easter!

 

マイホーム 3月 29, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 11:12 pm

初めてのマイホームが決*ま*り*ま*し*た。

ダウンタウンより北東のサウスパサデナにある、

3階建てのコンドミニアムです。

アメリカでは賃貸をapartmentといい、買い取りはcondominiumと呼んでいます。見た目は同じです。日本の「マンション」という呼び名は大邸宅にしか使いません。

そういえば、アメリカに来た時に「両親はマンションmansionに住んでいるのよ」といったら、相手の目が急に大きくなって、「すごい」といわれたのを思い出しました。お金持ちと勘違いされたんでしょうね。

アメリカの不動産は気に入った物件の表示価格より上でも下でも、買い主は買値として売り主に提示できるのです。

人気のある物件は競争も入るのでそれなりに高く提示する必要があり、あまり良く無い物件は思いっきり安く提示することができます。

だからと言ってすべての提示された値段が受け入れられるということではなく、売り主がどれだけ早く売りたいか、値段を下げたく無いか、本人の性格によって変わって来ます。

日本で家を買った事が無いので比べられないのが残念ですが、忍耐強くなったのは間違いないでしょう。

私たちの場合、まず売値よりも低く提示したところcounter offerとして売り主がそれに$10,000上乗せした値段で交渉して来ました。想定していた金額内だったので私たちはその値段で契約をしました。

それからです、家のinspection、査定、等をして、ローンが締結する迄に一ヶ月かかりました。 それでもローンが厳しくなった今では銀行は2ヶ月かかると言われているので、早い方でラッキーだったかもしれません。

引っ越しをする前にリフォームを決意しました。現状はお風呂場が狭く、バスタブとシャワーが一体になっているので、お風呂といってもあまりゆっくりできません。

これを機会に洗濯部屋をつぶして、日本みたいに洗い場があるお風呂場にする予定です。

もう一つはクローゼットをwalk in closetにすることです。

日本人のデザイナー/architectであるのりさんにお願いしてプランを図面にしてもらいました。

通常3ヶ月位かかるプランを8日間で完成してもらいました。 ありがたい。ありがたい。

今日それを管理組合に提出したので、一週間以内にGOかNOかの返事が来ます。

プランを元に3社の工事屋さんに見積もりをとってもらいます。

ちなみにプランは下記の通りです。

BEFORE                                                                                                        AFTER

結果は次回報告します。

 

孟母三遷(もうぼさんせん) 2月 27, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 1:24 am

中学生か高校生の時に受験に出て来る四字熟語の練習帳があって、その中に「孟母三遷」という熟語が載っていました。
戦国時代の儒家、 孟子(もうし)の母に関する話です。
孟子の母は、孟子を生んだ後、まず墓地の近くに住みましたが、孟子が墓堀人の真似ばかりしているので、これはいけないと思い、 市場の近くに引っ越しました。すると今度は商人のまねばかりするようになったので、これもいけないと思い、 三度目、塾のそばに引っ越しました。すると孟子は 祭祀(さいし)の道具を並べ、礼のまねごとをするようになったので、「こういうところこそ、我が子を育てるのにふさわしい。」と言って喜んだそうです。
要するに、子供の教育には、環境が大切であるという教えです。

受験の為の四字熟語と思っていましたが、自分が母になって孟母の気持ちが良くわかるようになりました。

私も孟母と同様に娘の教育の為にSouth Pasadenaに引っ越す事を決めました。

ロスアンジェルスの公立の学校はそれぞれ住む地域によって通える学校が決まってきます。学校運営の資金は州政府からと、学校が存在する地区の不動産からの固定資産税でまかなわれています。ですのでお金持ちが住んでいる地区は家の価値も高く、固定資産税も高いので、学校に入ってくる資金も多額です。学校の設備が良く、優秀な先生も集める事ができます。

もともと赤字だったカリフォルニア州政府の財源に加え、サブプライム問題が明らかになり、不動産価値が下落し、多くの住民が仕事を失い、家を失った事、固定資産税を払えなくなった事で、公立学校は大ピンチです。どんどん先生の数が減ってきています。その中でサウスパサデナ地区にある小学校3つともAPI Scoreが高く、中学校、高校とレベルを保っているのです。

API Scoreとはアメリカの全公立学校で行なわれる全国共通テストの結果を数値に現したものです。

引っ越しに関しては夫も通勤圏内ということで賛成。

4ヶ月間、物件を探し続けて疲れて来た頃、娘の仲良しのお友達が住むコンドミニアムの中の3階の物件が売り出された情報が入ってきました。

見に行ったところ、家族一致で気に入りました。子供達が大好きなプールが付いているからです。

買う希望金額を「オファー」として不動産屋さんを通して入れました。

さあネゴが始まるぞー。