茜のひと言

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失敗は無い、そこには学びがある 7月 31, 2012

Filed under: Uncategorized,Work — phoenixakane @ 7:09 am

人生というのは面白いもので、自分が想定した通りになることはほとんどありません。

だからと言って、それで人生が終わりになるとか、将来が暗闇に包まれてしまうというわけでもありません。

目標/ゴールを持っている人は遅かれ、早かれ、到達できます。

そのゴールまでの道のり、過程で障害にぶつかったり、一時的に中断しなければならない出来事が起きたりするかもしれません。そこで失敗した、挫折したとあきらめたり、辞めない限りゴールはあなたを待っているのです。

人生で失敗を経験しない人はいません。みんな一度は失敗をするのです。

ウォルト・デイズニーは勤めていた新聞社の編集長に解雇されました。理由は、「創造性が無く、アイディアに欠如している。」ということでした。ディズニーはディズニーランドの建設前に何度も倒産を繰り返しました。

テーマパーク建設プロジェクトの初期申請はアナハイム市によって却下されました。理由は「 くず達(riff-raff)が集まって来る恐れがある為」でした。

トーマス・エジソンの担任の先生は彼の事を「あまりにも頭が悪いので、授業について行けない。」と言っていました。

エジソンは初めてついた仕事、その次の仕事も「生産的では無い」という理由で解雇されました。

発明家として、彼は電球を発明する前に1000回も失敗を繰り返しました。ある記者が彼に「1000回も失敗した気分はどうですか?」と訪ねると、エジソンは「1000回失敗したわけではなく、電球を発明する為には1000工程が必要だったんだ」と答えました。

アルバート・アインシュタインは4才になるまで話をしませんでした。読めるようになったのは7才になってからでした。学校の先生は彼の事を「精神的に遅れていて、社交性に欠け、ばかげた夢にいつまでも陶酔している。」と描写しました。学校から退学になったこともありました。

Deccaレコード社はThe Beatles(ビートルズ)とのレコード契約をしませんでした。その結果に導いた評価というのが「彼らのサウンドは好きでは無い。ギターグループはもはやすたれている」ということでした。

1960年代にレグ・ドワイトという歌手のオーディションが行なわれました。彼が歌い始めるや否や、「時間の無駄だ」とオフイスを追い出されてしまいました。それは後のエルトン・ジョンのことです。

もし彼らがあきらめてしまっていたら...

自分達を負け犬だと思い込んで夢を追いかける事を断念していたら、

成功は手に入っていないでしょう。

もちろんその時は気分は悪かっただろうし、嫌な状態に陥ったでしょう。

でもその状態に負ける事は無かった、自分達の夢を見続けたのです。

NLPに「失敗は無い、そこには学びがある」という前提があります。

悪い体験というのは時にして我々の人生に大きな転換期をつくってくれたり、続いてやってくるもっと大きな波を乗り越える準備をさせてくれたりしています。

私達には常に選択肢があります。

失敗を恐れないこと。

大事なのは、やり続けること、あきらめないことです。

 

二つの学校 4月 30, 2012

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 9:41 am

日本では4月は入学シーズンです。

アメリカは9月が始業なので本来ならば関係がないはずですが、

娘が「あさひ学園」という土曜日だけ開校の日本語補習授業校に無事合格したので、

私達も入学式を体験することになりました。

アメリカの現地校とは格式、というか、おもむきが全く違うのにびっくり。

私自身、カリフォルニア・スタイルの“laid back”いわゆる「気楽」に慣れすぎているのであまりの習慣の違いに笑えます。

入学式が始まる前に先生から親にプログラムの流れと説明がありました。

式典が終わる迄、拍手はしないように指示されました。

「写真を取る際に席を立ってはいけない」、「自分の子どもには声をかけないように」、「手をふってはいけない」、等の注意も受けました。

まるでお母さんが子どもを注意しているようです。

先生はスーツにコサージュを付け、校長先生はモーニング姿で挨拶です。

アメリカの国歌、君が代、そして校歌を歌って式は始まりました。

会館の中では生徒達がきちんと座っています。

親も座って静かに聞いています。

厳かな雰囲気の中で式が終わり、一年生は退場しクラスに行きました。

先生が出席をとると、娘も含めハーフの子も多く、カタカナの名字が頻繁に呼ばれるクラスでした。

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一方で、現地の公立小学校の朝礼は校庭で行なわれます。

先月行なわれた競争の表彰式でした。

娘は二位になり、メダルを授与されました。

子ども達は地面にあぐらをかいて座っています。

この人が校長先生です。カジュアルルックです。

朝だからなのか、中にはコーヒーを片手に座っているお母さんの姿も見えます。

親の前に立ち、写真を取っているのは先生です。彼女の大きさに圧倒された私です。

日本人ではなかなかなりにくいサイズですよね。

春の音楽祭では、全校生徒が校庭に集まり、歌や楽器を演奏しました。

日本であり得ないのが “Pajama Day” 生徒が寝まきのまま通学します。

ランドセルは使いません。カバンは自由に選べます。

年間を通していろいろな行事があり、子ども達はとても楽しそうです。

 

サンタクルズの夏合宿 9月 27, 2011

Filed under: Uncategorized,Work — phoenixakane @ 1:45 pm

カリフォルニア州立大学、サンタクルズ校でおこなわれたNLP University主催のNLPマスタートレーナーコースを受講してきました。3週間のコースを、去年の7月に1週間、今年の8月に残りの2週間を受けました。
キャンパスはとても広く、自然が一杯で、鹿、りす、アライグマを見るのは日常茶飯事でした。動物も人間にとても慣れていて、近づいて行っても全然逃げません。こちらがびっくりしてしまいました。

私達も学生同様、学生寮に泊まり、カフエテリアで3食し、トレーニングルームに9:30〜5:00まで缶詰状態です。世界中から生徒が集まり、Robert Diltsさんの講義に集中します。
私がいくらアメリカに住んでいるとはいえ、やはりセミナーの英語に慣れる迄には時間がかかりました。幸いなことに、今年はアジアからとヨーロッパからの生徒がほとんどで、アメリカ人は2人しかいませんでした。ですので、英語は比較的ゆっくりと話されていて、お互いのコミュニケーションは大丈夫でした。

一番印象的だった出来事は、Culture Night. 各国、地域を代表して出し物をする夜のイベントでした。日本チームは総勢11名、最初は歌を英語と日本語で歌おうということでした。しかし、過去にカルチャーナイトを体験していたメンバーの一人から、「そんなに生易しいものでは無い!」とお叱りを受けてしまい、白紙に戻ってしまいました。結果、日本のハンド・ジェスチャーをクイズ形式でやる事にしました。選択肢の答えをわざと、面白おかしく、誇張してやったので、みんなが参加し、もの凄—く盛り上がりました。最後は大相撲HUGを披露し、会場は笑いの渦になり、私達も大満足。
他のチームからもそろって日本チームが金メダルだったと言われ、とてもリソースフルな体験になりました。

授業で学んだ第3世代のNLPのスキルを日本の皆さんにお伝えするのを楽しみにしています。

 

一人の海外旅行 8月 31, 2011

Filed under: Play,Uncategorized — phoenixakane @ 3:18 am

親友が結婚することになりました。

披露宴を台湾ですることになり、いろいろ悩んだ末、思い切って短期で行くことにしました。

一人での日本出張はあってもレジャーの海外旅行は7年ぶり。

家族をアメリカに置いていくので後ろ髪を引かれながら空港へ。

ロサンジェルスから台北はEVA Air の直行便がありました。

台北に着いたのは朝6時、台北への交通手段を探していたら、親切なおじさん(といっても多分、同年代)が新幹線の乗り場までタクシーで乗せて行ってくれました。

台北市内のホテルはW Hotelといって最近出来たHIPなホテル。プールサイドで静かにくつろいでいるうちに、まるでシングルになった気分になってきた。ちょっと自分を取り戻せた感じかな。

内装もおしゃれ。

眺めもなかなか。街中は原付バイクだらけ。家族4人で乗っている人もいた。

有名な夜市はとてもにぎやか。親友の家族と出かけました。

台湾はappetizerなのかside dishなのか、おつまみみたいな小皿と必ずメインを食べるみたい。

披露宴ではいきなりスピーチを頼まれ、一瞬動揺したが、無事終了。

親友はチャイナドレスを着てとても幸せそうでした。

旅をする喜びが自分の中で蘇ったとてもいい旅になりました。

二人ともお幸せにね!

 

卒園式 -graduation- 6月 30, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 2:56 pm

9月に始まるアメリカの学校は一年の終了が6月になります。

義理の母がオレゴン州から娘の卒園式の為にvisit.

最後の授業の日は「桃太郎-Peach Boy」の劇を日本語で披露。

ほとんどの子どもは初めて日本語に触れる子ども達です。週に一度の日本語クラスで練習をし、ここまで話せるというのはたいしたものですね。

5、6歳の幼稚園の卒業というのに、みんな一丁前に白いキャップとガウンを着て、とてもおりこうさんに見えます。

誰かのお母さんが「毎日これを着せたら将来、

博士号でも目指してくれるかしら?」と冗談を言いました。でもそこにはきっと本音も入っているでしょうね。

娘の学校は西本願寺系なので、卒園式もお寺の本堂で行ないます。

本堂は畳では無く、教会にあるようなベンチ椅子になっています。正座をしなくてもいいのがありがた〜い。

生徒の名前がひとりずつ呼ばれます。呼ばれた子は前に行き、お焼香をし、輪番から卒業証書を受け取ります。

前日、娘の先生から「お焼香を家で練習してください」と言われ、

自分はお焼香の仕方がわかっているから大丈夫と思いました。だけどなぜか胸騒ぎがするのでインターネットで調べる事にしました。

『浄土真宗では、「香をお供えする」と言う意味から、1回だけ香をつまみ、おしいただかずに焼香するのが作法です。』

と書いてあるではないですか。 やはり宗派によってちがうのですね。

私はいつも3回、香をつまんでいました。間違った方法を教えなくって良かった〜!

娘とその夜何回かお焼香を練習しました。

 

当日、娘の名前が呼ばれました。緊張していたのか、残念ながら練習の成果はみられませんでした。お辞儀をせずに壇上にあがってお焼香。

担任の先生の話になったら親の目には涙が…..

式が終わるとみんな嬉しそう。記念撮影もすませ、みんなとの最後のランチをしました。

東洋と西洋が混在する、それは不思議な素敵な式でした。

グランマも大満足。

 

引っ越し完了 5月 31, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 10:23 pm

あっという間に今月も終わろうとしています。

私にとって5月は想像を遥かに超えた忙しい日々の連続でした。

当初予定していた引っ越し日はいろいろなハプニング(シャワーヘッドが届かない、鏡屋さんが間に合わない)の関係で未だ工事中でした。

事前に改装が間に合わないということは判っていたので、大家さんにお願いし、もう一週間、滞在を延ばす事になりました。

日本の工務店の期日を守るのが当たり前に比べ、アメリカでは工事期間は1.3倍かかるのが当たり前と言われています。うーんひょっとしてカリフォルニアだけかもしれません。

Before and Afterの写真を一部披露します。

Before Master bedroom Vanity                                                                        After Vanity (洗面台)

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Before Toilet & Bath                                                                                           After Toilet & Washer/Dryer

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Before Laundry room                                                                                        After No door & painted

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New Bathroom (Former Laundry room)                                                         with deep soak tub

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New Shower head                                                                                               Japanese Style

5月14日/15日に荷物は運んだものの、マスターベッドルームの壁のペンキ塗りが終わっていなかった為、カーペットが変えられず、家族3人で娘の部屋で寝泊まりをするはめになってしまいました。

3日後には日本への出張が控えているのに、あちこちに段ボール箱が山積みされていて、ほこりだらけで、ストレスは膨らむばかりでした。

東京ではNLPのマスタープラクティショナーコースの『ビリーフ』の2日間を担当しました。疲れが出たのか、風邪を引いてしまいレクチャーの日は熱と咳で苦しかったです。でも2日間が終わり、素敵なフィードバックを受講生の方から頂き、とてもハッピーになって終わりました。

今回は最短の旅程でしたが、アマゾンのネット販売のお風呂場で使う椅子をゲットできました。アマゾンの良い所は、アメリカに居る時に注文し、日本の親の住所に送ってもらえるので、私が日本に着く頃には商品は届いているのです。

こちらでアメリカのシャワーの中で使う椅子をリサーチしたのですが、障害者用の椅子と木製(Teak)のしかなく、とても重くごついのです。

反対に、日本のグッズはかわいい上に機能的ですし、種類が豊富です。

私は重ねて片付けられる椅子と洗面器を購入し、段ボール箱に入れアメリカに持って帰ってきました。

洗い場のある新しいお風呂場に娘は大はしゃぎ、お友達を誘って一緒にバブルバスに入りました。洗面器は一つしかなかったので、取り合いになる場面もありました。今度日本に帰ったらもう一つ買わなきゃ。

私は毎晩SPA気分でお風呂を堪能しています。思い切ってリフォームして良かった。

 

想像以上の出来事ばかり... 4月 28, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 7:24 pm

購入したコンドーの管理組合(HOA)から改装工事の返事の連絡が来ないまま2週間が過ぎてしまいました。
工事屋さんも決まったのに、これ以上工事を遅らすことは出来ないということで、「明日の午後迄に連絡が無い場合、承認したと見なして工事を始めます。ご了承ください。」という内容の脅迫っぽいメールをHOA宛に書きました。
やはりそれが効いたのか、その翌日に、「ベッドルームは下の階の騒音になるのでカーペットのままで、その他は良い。」とHOAから返事が来ました。

これで工事開始です。

娘 には自分の部屋の色を選ばせてあげました。紫と黄と青と不思議な色の組み合わせをリクエストされ、私も少し悩みましたが、なんとか壁を黄色、薄紫、カー ペットを青にすることで落ち着きました。音を上げるかなと思いきや、かなり長い間、壁にむかってペンキを塗っていました。えらい、えらい。

改装は設計通りにいけばいいのですが、壁や天井をあけて初めてわかる配水管や空調のこともあり、スケジュールどおりに進まないのがやっとわかりました。

途中で下の階の住民から「水が漏れている」、「ほこりが空調から落ちて来る」などの苦情がきて、急いで、英語が話せない現場監督とやりとりをしなければ成らず、大変でした。作業員は皆中国人です。

今回の改装工事はお風呂のtubを変えることから始まったのですが、あまりのハプニングやいらいらに私も挫折しそうになる瞬間がありました。
でも注文したお風呂が届いて、その中に入って座ってみたら、やっぱり思い切ってやって良かったと初心に戻ることが出来ました。梱包が大げさで、まるで棺桶のようです。

しかし、まあ、想像以上の大工事にびっくり、

夫も期間以内に終わらないだろうと判断。

まだまだやる事は山のようにあります。
5月7日に引っ越しの予定も残念ながら1週間延びそうです。

そ んな中、

ロサンジェルスの伊原総領事公邸の食事会に招かれました。招待客は私がボランティアをしている留学生ホットラインから2名、リトル東京のサービス センターから2名と他のボランティア団体から2名でとてもアットホームな夕食会でした。公邸のなかには天皇ご夫妻と皇太子ご夫妻のお写真がそれぞれ違う部 屋に飾られていました。

都ハイブリッドホテル内のGonpachi restaurantのHead Chefのコース料理は絶品でした。

公邸の前にはsecurityの車が。。。

領事館内の方々もいらして、総領事を囲んでいろいろお話を伺う事も出来、久しぶりに充電できた楽しい会でした。

Happy Easter!

 

マイホーム 3月 29, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 11:12 pm

初めてのマイホームが決*ま*り*ま*し*た。

ダウンタウンより北東のサウスパサデナにある、

3階建てのコンドミニアムです。

アメリカでは賃貸をapartmentといい、買い取りはcondominiumと呼んでいます。見た目は同じです。日本の「マンション」という呼び名は大邸宅にしか使いません。

そういえば、アメリカに来た時に「両親はマンションmansionに住んでいるのよ」といったら、相手の目が急に大きくなって、「すごい」といわれたのを思い出しました。お金持ちと勘違いされたんでしょうね。

アメリカの不動産は気に入った物件の表示価格より上でも下でも、買い主は買値として売り主に提示できるのです。

人気のある物件は競争も入るのでそれなりに高く提示する必要があり、あまり良く無い物件は思いっきり安く提示することができます。

だからと言ってすべての提示された値段が受け入れられるということではなく、売り主がどれだけ早く売りたいか、値段を下げたく無いか、本人の性格によって変わって来ます。

日本で家を買った事が無いので比べられないのが残念ですが、忍耐強くなったのは間違いないでしょう。

私たちの場合、まず売値よりも低く提示したところcounter offerとして売り主がそれに$10,000上乗せした値段で交渉して来ました。想定していた金額内だったので私たちはその値段で契約をしました。

それからです、家のinspection、査定、等をして、ローンが締結する迄に一ヶ月かかりました。 それでもローンが厳しくなった今では銀行は2ヶ月かかると言われているので、早い方でラッキーだったかもしれません。

引っ越しをする前にリフォームを決意しました。現状はお風呂場が狭く、バスタブとシャワーが一体になっているので、お風呂といってもあまりゆっくりできません。

これを機会に洗濯部屋をつぶして、日本みたいに洗い場があるお風呂場にする予定です。

もう一つはクローゼットをwalk in closetにすることです。

日本人のデザイナー/architectであるのりさんにお願いしてプランを図面にしてもらいました。

通常3ヶ月位かかるプランを8日間で完成してもらいました。 ありがたい。ありがたい。

今日それを管理組合に提出したので、一週間以内にGOかNOかの返事が来ます。

プランを元に3社の工事屋さんに見積もりをとってもらいます。

ちなみにプランは下記の通りです。

BEFORE                                                                                                        AFTER

結果は次回報告します。

 

孟母三遷(もうぼさんせん) 2月 27, 2011

Filed under: Live - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 1:24 am

中学生か高校生の時に受験に出て来る四字熟語の練習帳があって、その中に「孟母三遷」という熟語が載っていました。
戦国時代の儒家、 孟子(もうし)の母に関する話です。
孟子の母は、孟子を生んだ後、まず墓地の近くに住みましたが、孟子が墓堀人の真似ばかりしているので、これはいけないと思い、 市場の近くに引っ越しました。すると今度は商人のまねばかりするようになったので、これもいけないと思い、 三度目、塾のそばに引っ越しました。すると孟子は 祭祀(さいし)の道具を並べ、礼のまねごとをするようになったので、「こういうところこそ、我が子を育てるのにふさわしい。」と言って喜んだそうです。
要するに、子供の教育には、環境が大切であるという教えです。

受験の為の四字熟語と思っていましたが、自分が母になって孟母の気持ちが良くわかるようになりました。

私も孟母と同様に娘の教育の為にSouth Pasadenaに引っ越す事を決めました。

ロスアンジェルスの公立の学校はそれぞれ住む地域によって通える学校が決まってきます。学校運営の資金は州政府からと、学校が存在する地区の不動産からの固定資産税でまかなわれています。ですのでお金持ちが住んでいる地区は家の価値も高く、固定資産税も高いので、学校に入ってくる資金も多額です。学校の設備が良く、優秀な先生も集める事ができます。

もともと赤字だったカリフォルニア州政府の財源に加え、サブプライム問題が明らかになり、不動産価値が下落し、多くの住民が仕事を失い、家を失った事、固定資産税を払えなくなった事で、公立学校は大ピンチです。どんどん先生の数が減ってきています。その中でサウスパサデナ地区にある小学校3つともAPI Scoreが高く、中学校、高校とレベルを保っているのです。

API Scoreとはアメリカの全公立学校で行なわれる全国共通テストの結果を数値に現したものです。

引っ越しに関しては夫も通勤圏内ということで賛成。

4ヶ月間、物件を探し続けて疲れて来た頃、娘の仲良しのお友達が住むコンドミニアムの中の3階の物件が売り出された情報が入ってきました。

見に行ったところ、家族一致で気に入りました。子供達が大好きなプールが付いているからです。

買う希望金額を「オファー」として不動産屋さんを通して入れました。

さあネゴが始まるぞー。

 

GO Kings! GO Lakers! 1月 20, 2011

Filed under: Play - Los Angeles,Uncategorized — phoenixakane @ 7:38 am

日本でスポーツ観戦に興味が無かった私が、ロスに来てから夫と観戦するようになりました。一月はなんとLA KingsのホッケーゲームとLA Lakersのバスケットボールでした。

友人のクリスとジェーンの招待で、初めてホッケーゲームに行きました。

リンク前の特等席です。映画音楽の作曲家のクリスはKingsの大ファンで選手を紹介する時に使われる格好良すぎの盛り上げる曲を作曲し、チームに提供したそうです。
彼のシーズンチケット(期間中におこなわれる全試合の決まった席を買うパッケージ)の席はリンクに一番近いので、選手が、バンっとぶつかってきたり、パックが凄い音で飛んで来たり、迫力満点でした。

残念ながらKings は負けてしまった。

翌週はバスケットボールの試合で、ホッケーと同じくStaples Center で行なわれました。
入り口ではテレビの実況です。

ポール・ガソールの電柱をハグして写真をとりました。彼は215cm程あるスペインからスカウトされた選手です。ロスではKobe Bryan選手と共に圧倒的にバスケットが人気でスタジアムも一杯でした。

私たちは一般席では無く、スイートから観戦です。うふふふ。
おつまみや、ホットドッグ、フルーツが置いてありました。

一番感激だったのが、ゲーム途中で廻ってくるデザートカートでした。
思わずチョコケーキを頼み、コーヒーと一緒にぺろりと食べてしまいました。
接戦だった試合も最後はLakersが勝ちました。
You guys closed the deal.